賃貸こだわりのポイント、リフォームとリノベーションの違いを理解しよう

ウッディなリビングダイニング横位置−6

 

築年数が古いものでもリフォームやリノベーションされた物件ならば、現代の耐震性の基準に合うよう改装されて安全な気がしますよね。
ただ賃貸物件を探している人でも、リフォームとリノベーションの違いをよく理解しないで探されている人も多いのではないでしょうか。
そこでこだわりの条件を満たすために、リフォームとリノベーションの違いを理解しましょう。

 

★リフォームとは?

 

リフォームとは簡潔に言えば、老朽化した建物の外装や内装を建築当初の性能に近づけるよう工事することを言います。
具体的には、壁紙の張り替えや外装の補強、キッチンや浴室の設備を新しくすることなどを指します。
つまり修繕工事を行うことを一般にリフォームと言います。
マンションやアパートなどの賃貸物件であれば、入居者退去後に原状回復の工事を行うことは一般的であり、それにより畳の張り替えや洗面所の改装、壁紙の張り替えなどが実施され、築年数の古い物件もかなりイメージが良くなります。
但し大掛かりな工事ではないので、耐震性や安全の基準が高まるかどうかはリフォームとは別の話になります。

 

★リノベーションとは?

 

リフォームが原状回復を第一目的としている点に対して、リノベーションとは本来の建物が持っているもの以上の付加価値を付けて、建物を再生する革新的な工事のことを言います。
つまり大規模な工事が入りますので、耐震性など安全性も現代の基準に合うよう補強することも可能なのです。
和室の仕切りを無くして広々とした洒落たフローリングのリビングに変身させることもリノベーションと言えます。
築年数の古い一戸建てが、中身は最新のモダンな家に生まれ変わることも可能なのです。
賃貸の観点からは新築物件よりリーズナブルな家賃設定が多いことも魅力です。

 

★リフォームもリノベーションも要は住やすいかどうかがポイント!

 

賃貸物件を探す観点から言えば、リフォームであれ、リノベーションであれご自分の希望の間取りやスペースがあるか、安全性は確保されているかなどのこだわりポイントは同じです。
選択のポイントは内装の好みや築年数に依存されるでしょうが、マンションであれば充分なリフォームが施されていれば、新築に近い雰囲気が味わえるでしょう。
リノベーションは一戸建てに多いのですが、付加価値が自分の好みと合えば、大変お得な物件と言えます。