賃貸こだわり条件 方位や風水はどこまで気にすれば良い?

空を見上げるビジネスマン

 

或るアンケートによると、方位や風水を「少しでも気にする」と言う人が68%いるという結果が出たそうです。
家相という言葉もあるように、住むところと方位というものは昔から言い伝えられていることが多いですね。
例えば北枕で寝ると良くないとか、お風呂の設置は北東の位置を避けたほうが良いなどです。
知らずに後で後悔するより、知って縁起の良い物件に当たれば気持ちも収まるもの。
そんな方位や風水のことを参考程度に纏めました。

 

★引っ越しと方位の関係について

 

方位など気学によると「しかるべき時にしかるべき方向に動くこと」が最も肝心なのだそうです。
では悪い方位とはどういうものを言うのでしょうか?
それは五黄殺と呼ばれる方位が最凶の方位だそうです。
どの方位かと言うと、気学で言うところの五黄土星が回っている方位を指します。
年によって回る位置が違うので、気学の本などで調べて、その方位へ旅行や転居は避けるべしと言われています。
また暗剣殺とは五黄殺とは反対の方位を言い、こちらも縁起が悪いとされています。
他には歳破と呼ばれるものもあり、これはその年の十二支の正反対にある支の方位を指します。
商談が破れたり、交通事故に遭うなどの凶に見舞われるそうです。

 

★風水と家の内装やインテリアの配置の関係について

 

風水学によると家の作りと運気は関係しているということです。
例えば、玄関:北東や南西は凶、東や南は運気がアップするということです。寝室:あまり日当たりが良すぎると良くないようです。
北や東向きは比較的運気パワーアップの位置だそうです。
リビング:南は家族関係は良好ですが、運気的には平凡、東や南東は対人関係を良好にし仕事運もアップする位置と言うことです。
浴室:北や北東は凶。主な場所を紹介しましたが、例え凶の位置であっても縁起の良いとされるものを置くなど工夫次第で改善されるそうですので、既に凶の位置に玄関や寝室があるからと言って気に病む必要は無いようです。

 

 

★方位や風水に拘らなくても不幸にならないか?

 

方位や風水にこだわりすぎると、自分の行動に足かせを掛けすぎて、却ってチャンスを逃すことにもなりかねません。
平安時代、貴族が風水に拘りすぎて戦の危機を察知できず武士に攻め滅ぼされ、武家の支配する時代に変わったことは有名です。
但しその武士達も神社で神頼みをしたというのですから、八百万の神がいる日本らしい伝説です。
だからすべての占いをクリアできる物件はあり得ませんので、気に入った物件が方位の面で芳しくなくても代替出来る神様にお祓いをしてもらいましょう。