賃貸物件を探す際に、自分がこだわる条件をクリアしてくれる物件の選択肢が多ければ嬉しいですよね。
特にペット愛好家や楽器好きの人にとっては重要な条件だと思います。
そういう方々の希望に応えるように、最近は賃貸物件の供給過剰という現象の反動として、大家さんも少しでも空室を埋めたい狙いから付加価値としてペット相談可、楽器相談可、友人同士可というように入居者にとって嬉しい条件付きの物件も増えてきているのです。
★ペット相談可の物件を探す時のポイントとは?
ペットOKの物件は、特に首都圏中央部で大家さんが古い物件をリフォームしてペットの飼育を可能にしたものです。
また新築物件でも増えてきています。ではどんな形態の物件があるのでしょうか?
まずペット相談可の物件は、大家さんがペットの飼育を許可しているだけで、特に設備が整っているわけではありません。
またペットを飼っていない居住者もいますので、他人の迷惑にならないよう配慮しなければならないことを念頭に入れておきましょう。
一方ペット共生型とはペット飼育を前提とした物件のことです。
ペット専用のくぐり戸やスペース、換気扇なども設置されており、ペットと快適に過ごせるよう設計されていることが特徴です。
ただこのような物件はまだ多くありません。
★楽器相談可の物件を探す時のポイントとは?
楽器好きの若い人やお子様にピアノを習わせている方には、楽器の演奏が出来る条件付きの物件はとても魅力的ですよね。
しかしペット相談可の物件よりハードルが高いのが現状です。実際、楽器相談可と記載のある物件でも特に防音設備が施されているわけではありません。
よって社会通念上の常識を守って、騒音トラブルなど引き起こさないように暮らす必要があります。
例えば20時以降は演奏しないとか、振動には極力気を付けるというようなルールを守ることが重要です。
よって物件を探すに当っては楽器相談可と記載がある物件を必ず選びましょう。
またマンションより一戸建ての方が融通の利く物件が多いです。
★融通の利く条件付きの物件には、友人同士可もあります。
ペット相談可や楽器相談可の物件を探す時は、事前に良くリサーチすることが重要です。
出来れば実際に物件の下見をして、大家さんと事前に確認できれば間違いないでしょう。
他の条件付きの物件としては、友人同士可というものもあります。これはシェアハウスと同じ考えですが、シェアハウスは他人との共同生活を前提とした賃貸物件ですが、友人同士可という物件は普通のマンション/アパートを友人同士で借りられますよというだけのことです。