子育て世帯が賃貸物件を探す時の重要なポイントは、子供の年代によって大きくライフスタイルが変わってきますので、周りの環境や部屋の間取りや広さが子供の成長に対応できるようなエリアや物件を探すことです。
幼児期は満足できても、小学校に上がるころには部屋や収納が手狭になってきたりするケースもありえますので、ある程度長い期間住まえる環境や広さを見据えることが肝心です。
★環境は大切!子供のための施設はそろっているか?
公園など子供の遊び場や保育園、幼稚園、学校は近くにあるか、病院や公益施設は充実しているか、日々の買い物に不自由しないスーパーなどのお店は十分点在しているかというようなチェックするポイントは多くあります。
子育て世帯と一口に言っても、これから出産を控える子育て世帯と6歳から12歳までの学童の子育て世帯、その上の受験期子育て世帯では求められる環境や条件はだいぶ違ってきます。
出産を控えている世帯で共働きを望む世帯にとって保育園の待機児童数は最も気になるところでしょう。
もう少し先を見据えて学区や学童保育の状況も確認しましょう。
公立や私立の学校の所在も出来れば調べておきましょう。
★子供のいる世帯が満足できる広さ
出産を控えているか既に出産後の世帯にとっては、ベビーカーなどの収納スペースを確保できるかとということは重要です。
マンションやアパートの場合、建物の外に置くことは出来ませんので玄関などに収納できるスペースがあるかチェックしましょう。
収納スペースは住宅の全体面積の10%以上が望ましいとされていますので、一つの目安とすると良いでしょう。
内装も子供のいる世帯では注意したいポイントがあります。まずカーペット敷の部屋のタイプは、ハウスダストや汚れた際の掃除の問題がありますので、フローリング・タイプを選ぶことが良いでしょう。
子供部屋を確保するためにはリビングの広さを多少犠牲にすることもやむを得ません。
★環境も部屋の広さも子供の年代別で検討します
乳幼児を育てる世帯にとって収納スペースも大事ですが、支援施設が充実しているか、乳児用の店舗が近隣にあるかということが重要なポイントです。また公的機関の支援制度の比較も見落としがちですが、予め確認して損はありません。間取りも子供の人数や年代に合わせて、リビングと部屋の位置にも気を使う必要があります。リビングを通って個室へ向かう間取りであれば、子供の学校の行き帰りも確認出来ます。